リンク集 Top
あしたばのはなし
あしたばの料理方法へ 徐福の伝説
明日葉とは
「今日葉を摘んでも明日には新しい芽を出す」 というぐらいに強健な薬用、栄養野菜です。
明日葉は房総半島、三浦半島、伊豆半島,伊豆諸島、紀伊半島を中心とした 太平洋沿岸に自生しています。
八丈島は冬暖かく夏涼しい、そして雨が多く湿度が高く明日葉の 生育に最もよく適した気候風土の地理的条件があります。
明日葉は古くから島民の食生活になくてはならない野菜でした。
島の食生活は粗食で内地との交流が困難だった頃、 島で取れるものだけが島民の胃袋を満たしていたと思われます。
そんな事から、明日葉と言う名前の由来は
「今日は根を食べて葉は明日食べる事」 であるとも言われています。
古老(故老)の話では 良い畑のことを
[えーたじょ]
と言ったそうです。 (じょとは畑のことです。参考に
島言葉
をごらん下さい)
えーた葉
とは島言葉で明日葉のことです。 明日葉の種を蒔いて三年経って先に根を食べるのです。
根を煮て食べ易いように細かくして搗くと餅のように粘ってうまいそうです。
根を食べた後、葉は長持ちしますから後で食べるのです。
現在、明日葉は葉から根まで、そして種までも食べたり薬用にしたりするのです。
八丈島の特産物になりました。
古くは 徐福(じょふく)の伝説 がある
漢書に「徐福をして海に入りて仙薬を求めしむ。蓬莱神山不老の薬を求めさせしむるに.....以下略。
この不老不死の薬草こそ明日葉です。
人類に送られた偉大な植物!
|
栄養のバランスで病気を防ぐ
肩こり解消 水虫退治
アトピー性皮膚炎の軽減
|
強請、強壮、疲労回復
|
別名チン立ち草
生理不順 便秘 頭痛
|
血管を強化、代謝機能を盛んにする。
|
高血圧 低血圧 糖尿病 肝機能障害
|
脳梗塞、心筋梗塞などの血栓症を抑える。
|
コレステロール・中性脂肪の低減
血行障害の改善
|
発癌促進物質を抑える。
|
|
「アシタバは島民の長寿を支える身近な野菜として親しまれています。
胃腸の不調、強壮、強請、ゼンソク、肩こり、風邪、痔、肝臓病、 糖尿病、高血圧、便秘、若はげ、若しらが、二日酔いなどに広く愛用されています。
温暖な土地でなくてもタフな植物ですからプランター栽培にして 冬は室内に入れるようにすれば明日葉は育ちます。
葉が出はじめたら一枚残して後は全部つんでも強い生命力を見せてくれます。」
徐福の伝説
ちょっとだけ宇喜多秀家のお話(気分転換)
備前美作四十七万石の領主宇喜多秀家(1573〜1655)は
豊臣秀吉にたいへん可愛がられて養子となる。
のちには五大老の一人となって慶長5年(1600)関が原の戦いで
西軍の副将を務めた。
このとき、細川忠興(1563〜1645)に家康側に寝返るように
勧められたが忠興らの裏切りを罵倒し拒否した。
宇喜多軍は最後まで戦ったが西軍総崩れに成り逃亡。
薩摩の島津家にかくまわれた。
島津家は隠せなくなり家康に真実を打ち明け
秀家の助命嘆願をした。
島津家と妻(豪姫)の実家である加賀前田家の助命嘆願により
秀家は死罪を免れ約3年ほど駿河の国に幽閉され
後に八丈島へ島流し(八丈島流人第一号)となった。
あしたばの料理方法へ
リンク集